~その年の干支を飾り敬うことで「時の運」に恵まれ「家内安全・商売繁盛」とされ、縁起物として大切にされています~
十二支とは、「干」=「十干」と「支」=「十二支」で、正しくは「十干十二支」です。
(「じっかんじゅうにし」と読みます。)本来は、この十干と十二支を組み合わせたものが正式な干支です。
干支とは、日(太陽のめぐり)を数え、10日ずつ上旬、中旬、下旬をわけて単位にしたもので「申(きのえ)と「子(ね)」の2つを合わせ「甲子」から「癸亥(みずのとい)まで60種あります。
この干支が一回りして同じ干支に巡ってくるのが「還暦」です。
■十二支 ■干支の特徴 ■干支の縁起話
・子(ね)…行動力と財
すぐに子供が増え成長することから、子孫繁栄の意味をもちます。また、「寝ず身」=「働き者」ともとらえ、財を蓄える象徴でもあります。
・丑(うし)…粘り強さと誠実
牛は農業の神様である天神様の乗り物として知られています。また、肉は大切な食糧に、力は労働と社会に密接に関わる干支です。
・寅(とら)…決断力と才知
虎(白虎)は東西南北を司る4つの神獣のひとつであり、家の守護神でもあります。また、虎の毛皮の美しい模様から、前身は夜空に輝く星とも考えられていました。
・卯(うさぎ)…温厚で従順
兎は知恵や行動力に優れ、飛躍を象徴する動物です。
また、ウサギは月からの使者であり、「ツキ(幸運)を呼ぶ動物」としても愛されています。
・辰(たつ)…正義感と信用
伝説の生き物・龍は瑞祥と言われ、その霊力は人間の想像を超える力があるとされ、古来中国では、権力者の象徴として扱われていました。
パワーが強く、玄関に置けば「家運向上」になると言われております。
・巳(へび)…探究心と情熱
金運UPの象徴でもある蛇は、脱皮する姿が「永遠」を思わせることから、富や繁栄の象徴としてきました。
また、執念深いと言われる蛇ですが、恩も忘れず、助けてくれた人には恩返しを行うと言われています。
・午(うま)…陽気で派手好き
馬は行動力やエネルギーの象徴。イザという時に踏ん張りが効くようになるでしょう。人との付き合いが古い動物。人の役に立ち、人間も馬を大事に扱いました。
・未(ひつじ)…穏やかで人情に厚い
群れを成す羊は、人脈の象徴であり、家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らすことを意味します。
・申(さる)…起用で臨機応変
山の賢者で、山神の使いと信じられていました。信仰の対象としても馴染み深い動物です。
・酉(とり)…親切で世話好き
鳥は天の使いと考えられ、幸福を運んでくれるとさせています。また、人に時を報せる動物、「とり」は“とりこむ”と言われ、商売繁盛などに縁起の良い干支です。
・戌(いぬ)…勤勉で努力家
社会性があり、忠実な動物。人との付き合いも古く親しみ深い動物。また、多産・安産な犬は安産祈願の象徴でもあります。
・亥(いのしし)…勇気と冒険
猪は「火の神の化身」とも言われ、目標に向かって情熱的に猛進していく人には強力な力を貸してくれる干支です。また、猪の肉は、万病を防ぐと言われ、無病息災の象徴とされています。
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